事業再構築補助金てなに?税理士が徹底解説!

こんにちは。今回は今話題の「事業再構築補助金」の申請にあたってのポイントについて説明していこうと思います。


目次

事業再構築補助金とは

補助対象者となるのは

補助申請のための要件は

申し込める補助枠の種類は

まとめ



事業再構築補助金とは

事業再構築補助金とは、新型コロナの影響で売上などに影響を受けている中小企業等を対象に、新分野展開、業態転換等の事業再構築を支援する補助金です。コロナの影響やコロナ後を見越して事業の転換等を考えられている方は、事業の実施にあたってこの補助金を活用することも検討してみてはいかがでしょうか。今回はこの事業再構築補助金について説明していこうと思います。


事業再構築補助金のHPは以下のリンク先となっていますが、申請に必要な公募要領等もありますので、ぜひ一度ご覧になることをお勧めします。

https://jigyou-saikouchiku.jp/


このブログの記載日現在(6月上旬)では、第二回目の申請が始まったタイミングです。今後4回程度の公募が予定されています。ですので、ご自身のスケジュールで今後申請を検討することができます。


補助対象者となるのは

補助対象となるのは、中小企業および中堅企業となっていて、さらに以下の要件を満たす事業者が申請することができます。


補助申請のための要件は

補助申請の要件としては主に以下の4つがあげられます。

① 事業再構築要件

② 売上高減少要件

③ 認定支援機関要件

④ 付加価値額要件


簡単に言うと、コロナ以前に比べ売上高が10%以上減少していて、補助事業終了後に付加価値額(後ほど説明)の増加できるような事業再建計画に取り組むというのが、要件となります。

それぞれの要件については今度ブログで詳しく書こうと思います。


申し込める補助枠の種類は

補助枠としては、通常枠、卒業枠、グローバルV字回復枠および緊急事態宣言特別枠の4つがあります。

それぞれ補助金額や補助率が異なります。また中小企業と中堅企業でも違いがあります。


中小企業と中堅企業で選択できる枠が異なりますので、それぞれ分けると以下の通りとなります。

<中小企業>

中小企業の選べる枠は①通常枠、②卒業枠および③緊急事態宣言特別枠があります。

<中堅企業>

中堅企業の選べる枠は①通常枠、④グローバルV字回復枠および③緊急事態宣言特別枠があります。


中小企業

通常枠 補助額100万円~6,000万円 補助率2/3

卒業枠 補助額6,000万円~1億円 補助率2/3


中堅企業

通常枠 補助額100万円~8,000万円 補助率1/2(4,000万円超は1/3)

グローバルV字回復枠 補助額8,000万円~1億円 補助率1/2


中小企業は、中堅企業への規模拡大を目指す卒業枠があるのに対し、中堅企業は海外進出を狙うグローバルV字回復枠があるという違いがあります。

補助率については、中小企業は中堅企業に比べ高く、また緊急事態宣言特別枠のほうが通常枠より高くなっています。また補助額については、中小企業より中堅企業のほうが高くなっています。


なお、同一法人・事業者での「通常枠」、「卒業枠」、「グローバルV字回復枠」及び「緊急事態宣言特別枠」への応募は、1回の公募につき1申請のみとなっているので注意しましょう。

また緊急事態宣言特別枠で申し込む場合は、通常の申請要件に加えて、売上高の減少に関する要件があります。


まとめ

・「事業再構築補助金」とは、中小企業等の新分野展開、業態転換等の事業再構築を支援する補助金

・今後も何回か公募が予定されているので、自分のスケジュールに合わせて申請ができる。

・申請にあたっては、大きく4つの要件があり、簡単にまとめると、コロナ以前に比べ売上高が10%以上減少していて、補助事業終了後に付加価値額(後ほど説明)の増加できるような事業再建計画に取り組む。ことが要件。

・申請できる枠が複数あるので、自分の事業の規模やコロナ等の要件を踏まえて選択が必要。


コロナの影響があった中小中堅企業が対象など、事業再構築補助金の要件に合致する方は、こちらの補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

次回は、この事業計画の作成にあたってのポイントについて説明します。