top of page

創業後、税理士はいつから必要?依頼タイミングと失敗しない選び方のポイント

  • furutomo10
  • 7月29日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月31日

「法人を立ち上げたけれど、税理士ってすぐに必要なの?」「決算直前になって慌てて探し始めた…」こうした声は、創業期の経営者からよく聞かれます。


この記事では、創業期における税理士の必要性、依頼すべきタイミング、そして失敗しない選び方について、税理士目線でわかりやすく解説します。



税理士は「創業直後」からつけた方がいい理由

結論から言えば、税理士は創業直後から相談できる体制にしておくのが理想です。その理由は以下の通りです。


① 設立直後に必要な届出や書類対応が多いため

法人設立後、税務署などへの届出書(青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書など)を出す必要があります。これらは提出期限が決まっており、提出漏れは節税面でも不利になることがあるため注意が必要です。


② 経理・帳簿の初期設定を間違えると後が大変

創業直後は、「経費」「売上」「役員報酬」などの会計処理ルールを正しく整備しておかないと、後で修正が大変になります。税理士が最初から関わっていれば、無駄な修正や税務リスクを避けることができます。


③ 融資や補助金のサポートにも対応できる

日本政策金融公庫などの創業融資や、自治体の補助金申請においても、税理士による事業計画書の作成支援や証明書発行が役立ちます。創業融資を検討している方は、早めに相談しておくのが得策です。



「決算直前」だけ依頼するのはおすすめしない理由

中には「税理士は決算の時だけお願いすればいい」と考える方もいますが、これは短期的な節約になっても、長期的には非効率です。


・仕訳のミスが多いと修正に時間がかかる

自分で記帳をしていても、税理士が見たときに会計ルールと異なる処理になっていることがあります。決算直前にそれを直すのは時間もコストもかかり、結果的に高くつくケースが少なくありません。


・節税や資金繰りの提案が手遅れになる

決算対策や節税は、「決算の直前にやればいい」というものではありません。期中からの利益予測や対策が必要になるため、遅すぎると有効な手が打てないのです。



では、いつがベストな依頼タイミング?

多くのケースでおすすめできるのは以下のいずれかのタイミングです。

タイミング

依頼メリット

① 法人設立の直後

各種届出、会計体制の整備、節税プラン策定ができる

② 開業から3ヶ月以内

経費や帳簿の記録方法を早期に整備できる

③ 最初の売上・仕入が動き始めた時

本格的な会計管理・キャッシュフロー対策が始まる

特に創業期は、意思決定のスピードが早く、正しい情報の伴走者として税理士が有効です。



失敗しない税理士の選び方


✅ 創業支援に慣れているか

創業期特有の悩み(資金繰り、補助金、記帳代行など)に対応できる税理士を選びましょう。HPやブログで創業に関する情報発信をしている税理士は安心感があります。


✅ 対応のスピード・柔軟性

創業期はスピードが命です。「メールやチャット対応」「オンライン面談可」など、柔軟に動いてくれる税理士が心強いです。


✅ 料金体系が明確で、相談しやすい雰囲気か

顧問契約の内容と料金が明確であるかを確認しましょう。また、単なる「作業代行者」ではなく、経営に伴走するパートナーになってくれるかも大切な視点です。



まとめ

創業期は経営基盤を築く大切な時期。税理士をうまく活用すれば、会計・税務の不安をなくし、本業に集中できる環境が整います。

「まだ早いかな」と迷っている方も、無料相談などで一度話をしてみることをおすすめします。



✅ 創業直後のご相談も歓迎しています!

当事務所では、創業期の法人・個人事業主の方を中心に、税務・資金調達・記帳体制の整備などをトータルでサポートしています。

「今、税理士に相談すべきかわからない…」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。



コメント


お問い合わせ

​まずはお気軽にご相談ください!
初回面談は無料です

サミット会計事務所

​サミット会計事務所
​古谷公認会計士・税理士事務所

〒113-0021
​東京都文京区本駒込4-36-7-303

🔳サイトマップ

【対応エリア】
文京区・中央区・千代田区中心に東京都全域および関東近郊/全国オンライン対応もOK

【特化業種】
創業期の法人/パーソナルジム/Webクリエイター・動画編集/SE(システムエンジニア)/小規模フリーランス法人

© 2025 サミット会計事務所|古谷公認会計士・税理士事務所 All rights reserved.

bottom of page